化学の偏差値が10アップするブログ

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「原理」をしっかり学ぶことで、皆さんの化学の偏差値を上げる手助けをするブログ。主に高校化学の内容の解説や勉強方法を発信しています。

【高校化学高校化学】気体の製法における乾燥剤の選び方や覚え方を徹底解説!【選択方法】

 

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無機化学を勉強していく上で、「この気体の製法において、適切な乾燥剤を選びなさい。」という問題をよく目にしますよね。

高校化学における乾燥剤の種類は多く、選択方法がいまいちよくわからない方もたくさんいると思います。

 

今回は、そんな乾燥剤の選び方や覚え方などを、語呂合わせを含めて徹底解説していきたいと思います。

ぜひ最後までご覧ください。

 

 

☆ どういう乾燥剤を選ぶべきなのか

 

結論から言います。乾燥剤を選択する際に1番大切なのは、

目的の気体と乾燥剤が化学反応を起こさない組み合わせを選ぶことです。

 

例えば、塩素を最終的に捕集したいとします。

実験で作った塩素には水が入っているので、純粋な塩素を捕集するためには、乾燥剤を用いて水を取り除かなくてはいけません。

 

塩素は酸性の気体です。ここで塩基性の乾燥剤を用いたら中和反応が起こり、目的物の塩素が消費されてしまいますよね。

目的物の気体が化学変化を起こさないように、目的物の気体と反応しない乾燥剤を選ぶ必要があるのです。

 

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これを踏まえて、具体的な乾燥剤と気体の組み合わせについて確認していきましょう。

 

☆ 乾燥剤の選択方法

 

・気体の性質について

 

乾燥剤と気体が化学反応を起こすかの有無を判断するためには、気体の簡単な性質を押さえておく必要があります。

気体と乾燥剤が起こしうる可能性がある化学反応は、ほぼ中和反応のみです。

 

よって、代表的な気体の液性と、あとは例外的な気体の性質を確認していきたいと思います。

 

<気体の液性>

酸性の気体:塩素、二酸化硫黄、二酸化窒素、硫化水素、塩化水素、フッ化水素

塩基性の気体:アンモニア

上記以外の気体は、すべて中性です。覚えていないものは中性だと思ってください。

 

<例外で覚えておくべき気体の性質>

硫化水素硫化水素は代表的な還元剤なので、酸化剤(主に硫酸)とは酸化還元反応を起こしてしまうので不適。

アンモニア…中性の乾燥剤である塩化カルシウムとは化学反応を起こしてしまうので、不適

 

 

・乾燥剤の種類

 

乾燥剤は酸性乾燥剤・中性乾燥剤・塩基性乾燥剤に分類されます。

 

酸と塩基の組み合わせになってしまう気体と乾燥剤は、中和反応が起こってしまうので不適切です。

代表的な乾燥剤の液性もしっかり覚えて、自分で判断できるようにしましょう。

 

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☆ おまけ 乾燥剤の語呂合わせ

 

最後に、暗記の手助けとなるために語呂合わせを掲載しておきます。

先にいっておきますが、下ネタありの少し汚い語呂合わせです。

いろいろな語呂合わせが存在しますが、この汚いものが1番無理やり感がなく覚えやすそうなので掲載します。

 

語呂合わせは、「サリー滝の中 演歌中、尻から下痢でそうだ 参加延期」です。

 

酸性乾燥剤
サリー:十酸化四リン

の竜:濃硫酸

演歌:塩化カルシウム
中:中性乾燥剤
尻から下痢:シリカゲル

そうだ:ソーダ石灰
参加:酸化カルシウム
延期:塩基性乾燥剤

 

という内訳です。

 

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しっかり覚えましょう。

 

☆ まとめ

 

乾燥剤を選ぶ際には、気体と乾燥剤が化学反応を起こさないような組み合わせを選ぶ必要がある。

 

乾燥剤は、

「サリー滝の中 演歌中、尻から下痢でそうだ 参加延期」でしっかり覚える。

 

化学の偏差値10アップを目指して、頑張りましょう。

またぜひ、当ブログにお越しください。